第6回 『ダブルレインボウ』
ご無沙汰しております!!
もしも万が一、このコラムの更新を楽しみにして下さる方がおられるとしたら、
あまりにも緩慢な更新で大変申し訳ありません。(滝汗)
今回のテーマは先日、’07年10月10日に発売された亜弥ちゃんのニューアルバムと、
それに伴うツアー「ダブルレインボウ」についてです。
アルバムを聴いた第一印象は「偏ってるなー」でした。
亜弥ちゃんがずっと脱アイドルっていうか、メッセージ性のある歌が歌いたいって方向へ進んでるのは知っていたけど、それにしても、なんでこんなに似たような歌ばかり集めて普通のアルバムを作ったんかなと。これだったら別に松浦亜弥のアルバムじゃなくてもいいんじゃないの?と思いました。
よく聞くヲタ(ファン)の選別だとか、
つんく♂からの脱却だとかいう意見も分からないじゃないけど、
でもその時代に誰にも負けない唯一無二のスタイルを築いたのも事実でしょ?
その最強の武器を捨てて、過去を否定して「進化」なんて、なんか違う!と、スッキリしませんでした。
いずれにしても亜弥ちゃんのターニングポイントになることは確実なこのアルバム。
同名のレコ発ツアーに全ての答えがあるはず!と信じて、
ライブ当日までアルバムを繰り返し聞き続けました。
そしてライブ当日。オレが参戦した大阪までの期間に、
前週の座間に参戦した人から情報が漏れてきてたんだけど、
全部シャットアウト!良いとか悪いとかも聞きたくない。
表情さえ見たくない。セットリストを知るなんて以ての外ですよ!
そのくらい真っ白な状態で亜弥ちゃんのメッセージを感じたかったんです・・・。
なのでライブ前は極力誰とも会わずに、いつもより早めに席に着いて、
まもなく動き出すステージを眺めてました。
なんか試験の結果待ちみたいに緊張するー!
そしていよいよ客席の灯りがおとされ・・・・。
やっぱり亜弥ちゃんからの答えはライブの中に詰まっていました。
過去を否定も破壊もすることなく取り込んで、現在形に消化して見せてくれました。
それだけでは不格好に思えたアルバムは、 実は壮大なパズルの1ピースに過ぎず、天空に浮かぶ神殿にも似たステージから雲の向こうに見えた景色には亜弥ちゃんが示す未来地図が完成していたんです!
オレが抱いた不安や疑念は全くの杞憂で、亜弥ちゃんには全て解っていたんですね。
気負わず自然体で良いライブでした。この時間が一生終らなければ良いのにって思った。
色々考えた時期もあったけど、今日までファンやってて本当に良かった。
ひとりじゃ辿り着けなかったけど、これ読んでくれてる皆やナイトでお世話になった皆のお陰でここまで来れたと思う。そしてきっとオレも皆も、亜弥ちゃんの描く未来地図の1ピースになれたんだと思う。
ライブ2曲目とアンコール2曲目でオレ達を照らした照明が、そのことを教えてくれてたような、そんな気がします。
あややナイトのノリも、PPPHや、あややコールって、今の亜弥ちゃんのスタンスにどうなんだろうって考えたこともあったけど、今回のライブで答えが出ました。
好きなように盛り上がれば良いんです!
どの曲でも、どんな楽しみ方でも各々のスタイルで結構。
大好きだけで走り出した初期衝動のままで良いんだよね!
亜弥ちゃんからとファンからのダブルレインボウ、明日も続け!!
|